平成30年10月診療分より返戻開始の「レセプト電算処理システム用コード」って何?摘要欄の記載要領とは違うの?

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11月から急に不可解な返戻が!

こう思った医事の方も多いかもしれません。

見れば、「レセプト電算処理システム用コードを確認してください」みたいな内容。

レセプト電算処理システム用コード?なにこれ?

今まで通りに請求していたし、4月の点数改定の時にもこんな返戻なかったのに!

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「レセプト電算処理システム用コード」は記載要領の一環

30年4月記載要領の一部改正で電子請求を前提とした内容に

https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000376202.pdf「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について(平成30年3月26日 保医発0326第5号)

2年に一度の点数改定。30年4月も結構な変更があったのは記憶に新しいと思います。

それに合わせて今回大きく変わったのが記載要領。(上記の厚労省のPDFをご覧ください)

これまで紙レセプトをベースにまとめられていた内容が、電子請求を前提とした記載要領に。

そうした動きの大きな目玉として、このレセプト電算処理システム用コードがあるのです。

コードの設定がある診療項目は手入力不可。コード選択が義務化

上記PDFのページ番号「医・歯・調 – 19」の(20)ア には以下のようにあります(引用)。

なお、電子レセプトによる請求の場合、別表Iの「レセプト電算処理システム用コード」欄にコードが記載された項目については、平成30年10月診療分以降、「電子情報処理組織の使用による費用の請求に関して厚生労働大臣が定める事項及び方式並びに光ディスク等を用いた費用の請求に関して厚生労働大臣が定める事項、方式及び規格」に基づき、該当するコードを選択すること

この部分こそが返戻のタネあかし。

新たに定められた「別表I」には診療項目ごとに9桁のレセプト電算処理システム用コードの割り当てがあり、割り当てがある診療項目についてはそのコードをレセコン上で選択することが義務づけられました。

そして通知の通りこの制度の適用が平成30年10月診療分以降であることから、4月から半年経った今ようやくレセプトの返戻が始まったということ。

この半年という期間は、レセコンの対応等のために猶予期間を設けたので設定をお願いね的な意味合いなんだと思います。

返戻されたら・返戻されないために

返戻されたものは再度請求しなければなりませんが、紙レセプトで提出するのであれば今まで述べてきた事項は関係ないことになります(電子レセプトでの請求に係る記載要領であるため)。

今後の対策として、レセコンは対応済みと思われますが、それを活用する医事がきちんと理解している必要があると思います。せっかくレセコンがプルダウンに対応しているのに手打ちで摘要欄に入力してしまった・・・というのではもったいありません。

妊婦加算も救急医療管理加算1もコード選択の対象です。しっかり対策しましょう。

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